情報収集のあり方
- 仁 菅
- 4月19日
- 読了時間: 4分
更新日：4月21日
すがじんです。
今回は、ベトナム・ダナンで
経営者の方々と一緒に参加した
「ドネーションツアー」での
気づきをシェアします。
前夜祭として開かれた食事会で、
僕たちをアテンドしてくれたのは、
元小学校の校長先生でした。
引退後はラオスやベトナムで、
小学校・幼稚園・中学校の建設や
遊具の提供など、
長年にわたりドネーション活動を
されている方です。
さらに、現地ベトナム人スタッフ3名も
参加されていました。
彼らは、
それぞれが社長として
ビジネスを運営しながら、
同時にボランティア活動にも
精力的に取り組んでいます。
ハノイやホーチミンを拠点に、
山岳地域の民族や
貧困層の子どもたちに
富を分け与える活動をされていると聞いて、
とても感銘を受けました。
こうした姿を見て思ったのは、
僕ら経営者が果たせる役割って、
単にお金を稼ぐことではなく、
その配分の“目的”を
持てる立場にあるということです。
例えば、節税とかも
単なるテクニックではなく、
その止めたお金を
どこに再配分するか
を意識して行うべきだと思いました。
理想的な形のひとつは、
こういったボランティアに対して
時間とお金を使うこと。
これは、社会貢献としても、
自分の在り方としても、
非常に価値があると実感しました。
そして、ここからが本題です。
このツアー中、
現地で出会った35歳の
ベトナム人経営者・スーさんと話す中で、
とても印象的なエピソードがありました。
僕は、質問しました。
「なんでベトナムの方は、
こんなにも親日なんですか？
日本は戦争をした国でも
ありますよね？」
彼は、こう答えました。
まず、中国はあまり好きではない。
自国のものを
どんどん奪おうとする姿勢がある。
でも、日本とアメリカは好き。
フランスや韓国は
フラットな関係であると
お話されていました。
僕がさらにびっくりしたのは
「安倍さんが大好きなんです。」
という言葉です。
安倍晋三さんが亡くなった時、
ベトナム国民の多くが
本当に悲しんだそうです。
その理由はこうです。
「今のベトナムの発展は、
安倍さんの外交政策のおかげ。
日本がベトナムに
投資を回すように動いてくれたから、
ここまで発展できた。」
これには本当に驚きました。
トランプ大統領が
“シンゾー”と呼んでいて
外交が上手いということは
知っていましたが、
僕ら日本人が知らない海外で、
安倍さんがどれだけ
愛されていたのか。
だから、メディアの報道が
なぜ偏るのかと思ったり、
断片的なニュースには
限界があるのかなと思ったりもしました。
裏で、誰かが意図的に
コントロールしているのか。
真相はわかりませんが、
ケネディ暗殺や
カダフィ政権崩壊と同様に、
何か大きな背景があるのかもしれません。
真偽はともかく、
僕がここで強く感じたのは、
1次情報というか
生の情報を取りに行くことの
重要性です。
外に出て、
日本を知るというのも
すごく大事だと思った
瞬間でした。
では、スーさんは、
アメリカに行けば
もっと稼げる選択肢がある中で、
なぜ日本を選んだのか。
その答えは、
日本は安全で、
時間を守るし、
綺麗に振る舞える国。
そういった理由から、
日本がとても好きで
興味があるのだと話してくれました。
こんなふうに、
相手の方が
日本語で話してくださって、
深い話をしてくれることにも
なんと感謝なんだろうと思いながら
過ごした夜でした。
「今、自分が見ているのは
この領域だけれど、
その他には何があるのか？」
そんなことを考えてみるのもいいですね。
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それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました！
ご質問も
色々とお寄せいただいていますので、
ベトナムからのシリーズ配信が終わり次第、
順番にお答えさせていただきます。
▶︎ すがじんへの質問はこちら
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