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新総裁とフォロワーシップ

こんにちは。すがじんです。


今回は

「新総裁とフォロワーシップ」

というテーマでお届けします。


日本初の女性首相として

高市早苗さんが

自民党総裁に選ばれたこと、


これは日本の歴史の中でも

非常に象徴的な出来事だと思います。


女性リーダーへの

期待も高まっていますが、

今回は少し違う角度から

「フォロワーシップ(支える力)」

という視点で書いてみたいと思います。



僕が以前から気になっているのは、

日本人の

「ブラック消費者化」

が進んでいるということです。


新しい首相が誕生すると、

最初は大きな期待を寄せるのに、

少し思い通りにいかないと

一気に手のひらを返したように

支持率が下がる。


これって、政治だけでなく

社会全体にも広がっている

傾向だと思うんです。



飲食店の対応が悪いと怒鳴る人、

学校や先生を

サービス業のように扱う保護者、

会社で上司や部下を責める人。


「自分がどう関われるか」ではなく、

「相手がどうしてくれるか」にばかり

意識が向いてしまっている。


心当たりある方も

少なくないのではないでしょうか。



日本は一人の人が

変化させられるような

国ではありません。


むしろ、ゆるやかな

合議制・村社会的な文化の中で、

少しずつ前進していく国です。



過去のメルマガでも触れましたが、

アラブのように、

王族が神レベルの権力を持つ国であれば

ガラッと変えることもできるでしょう。


しかし、日本の場合は良くも悪くも

民主主義の中にあり、

反対派との対立を乗り越えながら、

歴代のリーダーたちが少しずつ

前進を積み重ねてきた国です。



だからこそ、

どんなに優秀な総理であっても、

できることには限界がある。


それを理解せずに

「期待外れ」と切り捨ててしまうのは、

僕たち自身の他責性の表れだと

思っています。



子どもたちは、

そんな大人の背中を見て育っています。


他責の姿勢は、

確実に次の世代に引き継がれます。


だからこそ、

僕らが見せるべきは

「自責の背中」なんじゃないかと思うんです。


だから僕は

自分の行動変化こそが全てだと思っていて、

それこそが子どもたちに見せられる

最強の教育だと思っています。



そのために僕は、

思考や感情を整理して行動を変えるための

「SANOWマップ」や、


使命・天命に沿った行動変容を促す

「量子脳Chatチャネリくん」を

作ってきました。


微力ではありますが、

これが日本社会に対する

僕なりの貢献だと感じています。



今回、高市さんという

新しいリーダーの誕生で、

確実に新しい風が吹くでしょう。


しかし、たとえ期待通りにいかなくても、

決して落胆しないでほしいと思います。


簡単に「支持しない」と言わないで

欲しいと思います。


どんなに優れたリーダーでも、

人間である以上、

変えられる範囲は限られています。



だからこそ、

その人たちをちゃんと支えられる

フォロワーシップが問われる時代です。


ブラック消費者である日本人の多くは、

リーダーシップに頼りすぎて、

フォロワーシップを忘れてしまっています。


けれども、

このリーダーとフォロワーの好循環が

本当の変化を生むのだと思います。



僕たち一人ひとりが主体性を持ち、

自責で動けるようになること。


そして、その姿勢を同年代の大人たちに

広めていくこと。


さらにはその背中を

子どもや孫たちに見せていくこと。


それを意識していきたいものです。



ということで、

今回のメルマガはここまでです。


何か感じたことやご意見があれば、

ぜひフォームからお聞かせください。


コミュニケーションを楽しみにしています。


それでは、失礼します。



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